本文へスキップ
すべてのインサイト

Qualiopi

Qualiopiの指標:審査員が求める証拠資料を基準ごとに解説

Qualiopi品質基準の7つの基準と、それぞれで審査員が確認する証拠資料をまとめました。審査の前日に慌てないための準備に役立ちます。

Qualiopiは、フランスの職業訓練機関を対象とする品質認証です。品質基準は7つの基準と32の指標で構成されています。すべての指標がすべての機関に適用されるわけではなく、御社の活動区分(研修、能力評価、VAE、見習い訓練)によって変わります。変わらないのは審査の進め方です。審査員は、指標ごとに証拠を求めます。

以下に、基準ごとによく求められる証拠資料をまとめます。基準の名称は、フランス労働法典R6316-1条の条文に基づいています。指標ごとの詳細については、品質基準の公式解釈ガイドが拠り所となります。

1. 一般向けの情報提供

「提供するサービス、その利用開始までに要する期間、および得られた成果について、一般向けに情報を提供する条件」

よくある証拠資料:公開している研修プログラム(目標、受講要件、期間、実施形式、料金、アクセシビリティ)、表示している受講開始までの期間、公開している成果指標(満足度、合格率、修了率)。

2. サービスの目標と適合

「提供するサービスの目標を明確に定め、そのサービスを対象者に適合させること」

よくある証拠資料:顧客または受講者のニーズ分析、具体的で評価可能な目標、その目標に結びついた研修内容。

3. 受け入れ、フォローアップ、評価

「サービス、ならびに受け入れ、支援、フォローアップおよび評価の方法を、対象者に適合させること」

よくある証拠資料:受講開始前に渡す情報、受講開始時のレベル確認、出席簿、習得度の評価、中途離脱を防ぐための対策。

4. 教育・技術面のリソース

「教育、技術および指導の体制が、実施するサービスに適していること」

よくある証拠資料:リソースの一覧(教室、プラットフォーム、設備)、教材、指導体制。

5. 講師の能力

「サービスの実施を担当する職員の資格、ならびにその知識と能力の向上」

よくある証拠資料:講師の経歴書と学位・資格の証明書、チームの能力開発計画。

6. 職業環境

「提供機関が、その職業環境に参画し、積極的に関わっていること」

よくある証拠資料:法令、規制、職業、教育に関する動向調査の記録、ネットワークとパートナー、再委託先の管理、障害のある方の受け入れ体制。

7. 意見と苦情

「関係者から寄せられた意見と苦情を収集し、対応すること」

よくある証拠資料:受講者、顧客、講師を対象とする満足度アンケート、苦情の記録簿、そこから生まれた改善措置。

サーベイランス審査の準備方法

サーベイランス審査は、初回認証から14〜22か月目に行われます。審査員は少なくとも、初回審査で指摘された事項を確認します。まずはそこから着手してください。

  • 証拠資料を品質基準の順に整理し、指標ごとにフォルダを1つ作ります。
  • 指標ごとに、古い資料を10件そろえるより、最新の資料を1件残します。
  • 不足しているものを書き出し、審査前に補います。後から作成した証拠は、証拠になりません。

証拠資料を指標ごとに整理し、審査員向けの要約を作成します。詳しくはQualiopi審査準備サービスをご覧ください。