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公共入札

入札の技術提案書の書き方:記入例を節ごとに解説

内装建具工事のロットを題材に、架空の技術提案書を節ごとに解説します。発注者が各節で何を評価するか、どんな誤りが減点につながるかがわかります。

フランスの公共入札では、技術提案書(mémoire technique)は発注者が最も注意深く読む書類です。技術点はここで決まり、その配点は価格より高いことも少なくありません。以下は説明のために作成した架空の記入例と、発注者が各節で確認するポイントです。

事例:内装建具工事のロット

Atelier Morel(従業員18名の架空の企業)は、中学校の改修工事のうち、内装建具のロットに入札します。入札説明書が定める評価基準は2つで、技術評価60%、価格40%です。技術評価の内訳は、施工方法(30%)、人員と機材(20%)、環境への取り組み(10%)です。

**第一の原則:技術提案書は評価基準の順に構成します。**発注者は評価基準ごとに採点します。回答を探さなければならない提案書は評価が下がり、採点されないこともあります。

1. 求められていることの理解

発注者が確認すること:会社案内ではなく、仕様書を読み込んだという証拠です。

この例でAtelier Morelは、現場の制約を自社の言葉で整理しています。工事中も学校は使われていること、作業は学校の長期休暇中に限られること、廊下の防火扉を交換する必要があること。3つの段落のそれぞれを、仕様書の条項に結びつけています。

よくある誤り:会社紹介のページを入れること。会社紹介は添付資料に回し、ここには入れません。

2. 施工方法(30%)

発注者が確認すること:どのような順序で、どのような配慮をして工事を進めるかです。

この例では、建物ごとの工程区分、学校の休暇に合わせた工程表、使用中の区域の養生、引き渡し時の防火扉の検査を詳しく説明しています。添付の簡易工程表で、工期に無理がないことを示しています。

よくある誤り:入札のたびに使い回す画一的な文章。パリ行政裁判所は2024年1月5日、技術提案書の内容が一般的すぎる入札を不採用とした判断を支持しました(パリ行政裁判所 第2328772号)。

3. 人員と機材(20%)

発注者が確認すること:誰が現場に入り、どのような資格を持ち、実際にどの機材を使えるかです。

この例では、現場責任者と班長を名前で示して経歴書を添付し、会社が持つ専門資格を挙げ、現場に割り当てる機材を一覧にしています。すべての記述が資料で裏付けられています。

よくある誤り:現場に配置するチームではなく、会社全体の従業員数を書くこと。

4. 環境への取り組み(10%)

発注者が確認すること:この現場で実施する、具体的で検証できる対策です。

この例では、現場での木くずの分別、再資源化の受け入れ先、パネル材の調達元、梱包材の削減について説明しています。行動の伴わない意思表明は書きません。

5. 類似の実績

条件の近い工事を3件挙げ、それぞれに発注者、年、金額と、比較できる理由を1行で添えます。使用中の施設での工事、防火扉、厳しい工期などです。

まとめ

  • 入札説明書にある評価基準の順序と見出しに従います。
  • すべての記述を資料に結びつけます。経歴書、証明書、実績、製品仕様書などです。
  • 「どこかの工事」ではなく、この工事のために書きます。
  • 不足しているものは、提出期限の後ではなく前に洗い出します。

御社の実績資料をもとに、技術提案書を評価基準ごとに作成します。詳しくは公共入札の技術提案書作成サービスをご覧ください。